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災害ボランティア関係 研修・講座・イベント報告アーカイブ

 

 

10月19日 令和7年度災害ボランティアセンター運営模擬訓練 in 境港市

 災害発生後、地域の日常生活復興に向け設置される「災害ボランティアセンター」の運営模擬訓練を、講師に日野ボランティア・ネットワーク代表の山下弘彦様をお招きし、境港市にて開催しました。

 山下様は「災害が発生し、命を守る避難行動の後の段階で災害ボランティアセンターが力を発揮する。また、近年の災害発生状況や新型コロナウイルスを始めとした感染症の影響を考えると、近隣で支え合うことの重要性がますます増している」とお話しされ、地域住民の方々にボランティアセンターの運営者として期待されること等をご説明されました。また、過去の災害ボランティア活動事例として、避難所での子どもの学習支援・遊び相手・託児といった例を挙げられ、災害時のボランティアは家財の運び出しや泥出し等の力仕事ばかりではなく、個別で多様、かつ柔軟であるということもお話しいただきました。

 

 模擬訓練は、参加者が災害ボランティアセンター運営スタッフ、地域住民、ボランティア希望者といった役割に分かれて行い、途中10分の休憩では各役割の中で見つかった問題点を振り返り、運営課題の確認・修正を積極的に行いました。

 災害VCの運営方法を学ぶというだけでなく、参加者が普段経験していない役割を体験することにより、被災者やボランティアなどの気持ちを知ることができました。

 

 訓練終了後の振り返りの中では、運営スタッフの対応について「丁寧だった」「笑顔で対応していただき、安心して相談が出来た」といった声も上がり、一方で「運営スタッフの誰に相談すればよいか困った。誰にも相談していない住民やボランティアを見つけたら、スタッフの方から積極的に声掛けをしてほしい」等、気を付けなければならないポイントも共有し、学びの多い研修となりました。

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7月27日 令和7年度琴浦町災害ボランティアセンター運営研修

 災害発生後、地域の日常生活復興に向け設置される「災害ボランティアセンター」の運営について学ぶ研修を、講師として日野ボランティア・ネットワーク代表の山下弘彦様をお招きし、琴浦町にて開催しました。

 山下様は「災害が起こると、住民が普段から抱えている課題の数量・困難さ・分野・緊急性など、平時より増大し深刻化する」とお話しされ、平時の地域課題への取り組みの重要性を強調されました。また、様々な理由から住民の声に出ない困りごとがあること、「声になりにくい声」を聴く工夫として、訪問活動やサロン活動といった例についてお話しいただきました。

 災害ボランティアセンター機能や運営体制といった基本知識のみならず、被災者に寄り添った運営のための知識や考え方についても理解が深まりました。

 

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 更に、琴浦町社会福祉協議会の青木主事より、能登半島地震における災害ボランティアセンターの支援報告をいただきました。現場の写真と共に、活動時の1日の流れやその中で経験された出来事などが紹介され、当時の様子が鮮明に伝わってきました。

 特に、気持ちの面でも負担を感じた経験を引き合いに、「スタッフ同士の配慮についても目を向ける必要がある」ということを強調しておられました。実際に運営に携わった方のお話を聞く事で、参加者の皆様にも災害ボランティアセンター運営についてより具体的にイメージしていただけたと思います。

 グループワークでは、住民から寄せられる困りごとへの対応について検討し、活発な議論が繰り広げられました。住民が置かれている状況は一人として同じではないこと、画一的な対応ではなくそれぞれに寄り添った対応が必要であるということを再確認し、災害ボランティアの難しさを感じました。

 参加者の方からも「災害ボランティアは奥が深いということが分かりました」といった声が挙がり、基礎から実践まで学べる充実した研修となりました。